土用の丑の日 ウナギを食べて元気に
2025年7月19日(土) 19:04



大津市のウナギ専門店「逢坂山かねよ」では、この日を待ちわびた人たちが長い列を作りました。名物の卵焼きとウナギが楽しめる「きんし丼」などの注文が次々と入り、調理場では、こうばしい香りが漂う中、焼きあがったうなぎが盛り付けられていきました。
店では、この日は普段の3倍以上のウナギを準備したということです。

「逢坂山かねよ」の村田章太郎社長は「卵、ウナギ、全部上がる。お米も倍近くなる。私たちも値上げを考えたが、日本の伝統文化の土用の丑の日、夏の時期にウナギでスタミナをという時に来て頂いて『また値上げか』とテンション下がるかなと。値段をそのままにして品質も全部落とさずにやっていこうと。ウナギを食べて頂いて、乗り越えてさらに元気になって頂く。僕らもそれで頑張ろうと、お客様から元気を頂いていると考えている」

店内では、家族連れらがウナギをおいしそうにほおばり、笑顔を見せていました。