滋賀県でSNS型投資詐欺の被害相次ぐ
2025年8月20日(水) 18:49

被害にあったのは、野洲市に住む介護士の男性・48歳です。
警察によりますと今年4月ごろ、男性はネット上で証券投資を勧めるサイトにアクセスし、株取引を学ぶことのできるLINEグループに参加。

以降、先生と呼ばれ投資家を名乗る人物やそのアシスタント、アメリカの証券会社の社員を名乗る人物とやり取りをするようになりました。
その中で、「老後のサポートプランとして、専門的な投資プランがあります」「取引するにはアメリカの証券会社に口座を開設の上、指定する口座に送金する必要があります。」などと言われ送金したところ、実際に利益が得られたことから男性はこれを信じ、10回に渡って送金を繰り返し合わせて約3700万円をだまし取られました。

この他にも、守山市の67歳の男性は約300万円を、東近江市の68歳の男性は260万円分の暗号資産を、それぞれ同様の手口でだまし取られました。

警察では、SNSやメッセージアプリで投資を持ちかけ、利益が出たように見せかけて送金を指示するものはすべて詐欺とみて、必ず警察に相談するように呼びかけています。
