マレーシア・マラッカ州関係者ら 滋賀県内の企業を視察
2025年9月3日(水) 18:39

視察に訪れたのは、マレーシア・マラッカ州の首相や政府関係者ら約20人です。
滋賀県は、大阪・関西万博をきっかけに、昨年9月から海外企業などに向けた相談窓口を設置して県内企業などへの視察の誘致に取り組んでいます。
これまでベトナムやセネガルなどから受け入れており、今回で8件目ということです。
県によりますと、マラッカ州は重点産業の一つとして医療分野を掲げていて、医療関係の企業を視察したいと相談があり実現しました。

マラッカ州首相らは、担当者の説明を聞きながら施設を見て回り意見交換していました。
アブ ラウフ マラッカ州首相は「医療用品や良いサービスを提供するための訓練設備などを見て多くの可能性を感じた。この会社はたくさんの新しいテクノロジーやサービスを世界全体に提供できると思う。実際に我々は彼らがマレーシアに来てマラッカ州に拠点を整えるように誘致している」と話していました。

県の商工政策課担当者は「今回の万博を機に生まれたつながりを、万博が終わった後も、深めていけるように県としても取り組んでいきたい」としています。