タワマン高齢夫婦殺傷事件 死亡の息子を書類送検
2025年9月4日(木) 19:03


容疑者死亡のまま書類送検されたのは、大津市下阪本に住んでいた無職・岩﨑真容疑者(当時50歳)です。この事件は、今年2月、大津市皇子が丘2丁目のタワーマンションで住人の岩﨑安三さん(当時78歳)が、頭などを鈍器のようなもので殴られて殺害され、74歳の妻も頭や顔を殴られ、一時重体となったものです。
県警は、2人の息子である真容疑者を、母に対する殺人未遂の疑いで3月に指名手配し行方を追っていましたが、真容疑者は今年5月、山梨県の青木ヶ原樹海で遺体で見つかりました。死因はわかっていません。
犯行の動機は不明ですが、県警では一連の捜査を終え、4日、真容疑者を父の安三さんに対する殺人と母に対する殺人未遂の疑いで容疑者死亡のまま大津地検に書類送検しました。