パーティー会場出発進行 信楽高原鉄道でサンタ列車が運行開始
2025年12月15日(月) 18:21
信楽高原鉄道は15日から、信楽駅から貴生川駅間で「サンタ列車」の運行を始めました。
専用車両では学生たちがクイズを出したり、歌を歌ったりしてクリスマス気分を高めていました。
初日の15日、信楽駅から認定こども園「ここのっす園」の園児約30人が乗車し、サンタクロースに扮したびわこ学院大学教育福祉学部の学生たちが子どもたちを出迎えました。
サンタ列車には、サンタクロース姿のタヌキが描かれたヘッドマークが設置され、専用車両の中は星や長靴、雪の結晶などの飾り付けがされています。
出発後、園児たちは学生たちと一緒にクリスマスの歌にあわせて、たまご形のマラカスを振りながら合唱したり、「くりすますつりーにつかわれているきはどれでしょうか」などのクイズに答えたりして歓声を上げていました。その後、プレゼントも贈られてうれしそうに受け取っていました。
乗車した園児からは「(列車の雰囲気は)パーティーみたいだった」「楽しかった。(お兄さんお姉さんのサンタ姿は)かわいかった」などと嬉しそうに話していました。
びわこ学院大学教育福祉学部の学生は「緊張の中でのサンタ列車だったが、無事に子どもたちが笑顔で降りてくれて、今まで練習を積み重ねてやってきたので、それが報われた瞬間かなと思った」と話していました。
サンタ列車は信楽駅と貴生川駅間を1日2往復し、12月24日まで運行されています。