罪を犯した人の立ち直りを支援 米原市・保護観察所・保護司会が連携協定
2025年12月20日(土) 18:16
米原市では20日、再犯ゼロの町をめざす「滋賀KANAMEプロジェクト事業in米原大会」が開かれ、小・中学生を対象とした作文コンテストの表彰や、大津保護観察所の西﨑勝則所長による講演などが行われました。
協定の締結は、この大会の一環として行われ、米原市・大津保護観察所・長浜保護区保護司会米原地区会の三者が協定書を取り交わしました。
12月4日に、地域との連携を強化すよう保護司法が改正されてから、自治体などによる連携協定が締結されるのは全国で初めて。協定を結んだ三者は、課題となっている保護司のなり手不足や安全確保などを進め、罪を犯した人の再犯防止につなげていきたいとしています。
米原市の角田航也市長は「昨年、大津市で保護司が尊い命を奪われるという、大変痛ましい事件は、更生保護を支える方々の安全確保が重要な課題であることを突きつけた。関係機関との連携をいっそう強化し、本市の再犯防止施策を着実に進めていく」としています。