ガソリン価格など値上げ 県民生活への影響も
2026年3月12日(木) 18:40
11日から12日にかけて、滋賀県内の多くのガソリンスタンドでガソリン価格が大幅に値上げされました。値上げ幅は1リットル当たり20円を超えています。

愛荘町にある運送会社では、約500リットルのタンクを持つ大型トラックを複数台使っていますが、今回のガソリン価格などの値上げで少なくとも1台当たり月に6万円、全てのトラックを合わせると月に80万円以上燃料費が上がるといいます。

澤田商運の澤田・運行管理官は「(石油備蓄の放出なども)どこまで期待して良いか分からないし、いつ反映してもらえるのか、いつまで反映してもらえるのかも全然分からない。しばらくは会社が今の現状で、情勢を見ながら持ちこたえていくしかない」と話していました。

また影響は農業にも―。
こちらの農園では、イチゴを美味しくするための機械に燃料を使っていますが、価格の高騰を受け、機械の利用を続けられなくなるかもしれないと懸念しています。
イチゴ農家の代表者は「暖房機と光合成を促進させるためのCO2発生装置で、重油と灯油を使っている。(機械を止めると)植物にとっての光合成という1番大事な活動が鈍くなる。本当であれば、最後まで機械を使っていきたいが、ここまで高くなると止めざるを得ないかな」と話していました。

県内で石油製品を販売する滋賀石油でも、ガソリンなどの利用を控える人が増え販売数量が減ることを懸念しています。
11日は、値上げを前に多くの車が給油に訪れたということですが、利用者に対しては「今後の国の対応などにより価格が変わる可能性があるので、情報に注意して欲しい」としています。