番組表

BBCニュース

NEWS
NEWS
NEWS
BBC NEWS
  • HOME
  • BBCニュース
  • 【記者解説】「AIロボットが窓口までご案内します」草津市役所で実証実験

【記者解説】「AIロボットが窓口までご案内します」草津市役所で実証実験

2026年5月19日(火) 19:29
AI・人工知能を実装したロボットを開発している企業が6月から、草津市で実証実験を行うことになりました。周囲の環境を学習して自動的に行動する技術を生かし、市役所で案内業務などに当たります。
実証実験を行うことになったのは、立命館大学から誕生したスタートアップ企業「カナリアテック」です。
この企業では、カメラの映像を通してAIが障害物や人の動きなど周囲の環境に対応し、自律的に動く「フィジカルAI」の技術開発に取り組んでいます。

これまで大手通信会社の配送ロボットなどで実験を行ってきましたが、4月から自社で開発したロボットで実験を行っています。
6月8日から8月下旬まで草津市役所で行われる実験では、来庁者の窓口までの案内や誘導を行う予定です。

Kanaria Tech(カナリアテック)の瀧下奎斗・社長は「この3ヵ月、まず走行というところにフォーカスを当てて、最初に実証を始めた時よりも、最終日にはよりスムーズな人間のような動きができるようにしたい」と話していました。

ここからは、草津市政担当の関記者の解説でこのニュースを見ていきます。

関記者:今回、実証実験で登場するロボットの名は「わっこ」。水の妖精で、びわ湖の水滴から生まれたそうです。全長1mあまりで、重さはおよそ45キロあります。


●「わっこ」に搭載されている「フィジカルAI」とは、どんな技術か?
関記者:「フィジカルAI」はカメラやセンサーなどから得られる人や障害物などの情報をAIが解析し、学習して自律的に行動するシステムです。AIの知能を実際に行動に移していることが大きなポイントと言えます。

わっこには、胸元のディスプレー下と顔に付いている3台のカメラが付いています。このカメラの映像から得られた情報をAIが学習し、自律的に行動します。

●「障害物や人の動きなど周囲の環境に対応する」ということですが、その動き実際に見てみたくなります。
関記者:実はこの「わっこ」は、既に滋賀県での実験が行われています。4月に草津市で行われた「宿場まつり」で、わっこは時代行列の先導や会場内でお弁当の配達なども行ったということです。

関記者:草津市役所での実証実験には2つのポイントがあります。1つ目は「公共空間で安全に運用できるか」。2つ目は「来庁者や市民にロボットが受け入れられるか」。

また、実験中の故障やトラブルに備え、カナリアテックの社員も市役所で待機し、万が一の事故に備え、対人・対物などのロボット保険に加入しているということです。

このロボット「わっこ」が来庁者に対してどんな動きをするのか、楽しみです。

週間ニュース

WEEK NEWS

5月19日 (火)
5月18日 (月)
5月17日 (日)
5月16日 (土)
5月15日 (金)
5月14日 (木)
5月13日 (水)
BBC-TV CO.,LTD