日野町事件 三者協議 検察側 証拠を開示する方針
2026年10月15日(木) 21:20
この事件は1984年、日野町で酒店を経営していた当時69歳の女性が殺害され、金庫が奪われたものです。強盗殺人の罪で逮捕・起訴された阪原弘さんは、裁判で無罪を主張していましたが無期懲役が確定。

服役中の2011年に75歳で病死しましたが、遺族の請求により今年2月、再審開始が確定しています。
15日は、再審開始に先立って行われる裁判官と検察側・弁護側による6回目の三者協議が大津地裁で非公開で行われました。

これまでの協議で、弁護側はすべての証拠を開示するように求めていましたが、弁護側によりますと、この日の協議で、検察側は弁護側の証拠開示請求に応じ、未送致となったものも含む57点の証拠を開示する方針を明らかにしたということです。

大津地検の萩原良典次席検事は「新たに証拠を開示する必要性は乏しいと考えているが、弁護人が証拠開示請求を維持する方針を示していることを踏まえ、できる限り速やかに再審判決に至るよう、幅広に証拠を任意開示することとした。」とコメントしています。なお再審公判で検察側は有罪主張や新たな立証はしないと表明しています。
次回の三者協議は、11月5日に開かれる予定です。