彦根市 田島新市長 初登庁
2025年5月12日(月) 18:24

12日午前9時過ぎ、約200人の職員や支援者らに迎えられ、市役所に初登庁した田島一成市長62歳。
4月の彦根市長選挙で、現職の和田裕行氏を800票あまりの僅差で破り、初当選を果たしました。これまで、衆議院議員を4期務め、環境副大臣も歴任しています。
財政状況がひっ迫する彦根市。
幹部職員を前にした訓示ではー
「厳しい状況も私は必ず対話というキーワードが新たな希望の光を見出してくれると信じています。皆さんが厳しい中でご苦労いただいてきたその思いを分かち合いながら、一緒に新しい道を開拓していこうではありませんか」と伝えていました。

田島市長は、選挙中、彦根市と愛荘・豊郷・甲良・多賀の4町で計画を進めている新たなごみ処理施設の方式・トンネルコンポスト方式について中止を表明していました。

12日の会見で、今後の進め方についてはー。
「まずは選挙期間中にも訴えてきた新たな方式の模索について、まず同じ事務組合を構成する近隣4町の町長に丁寧に説明をしてお願いに回りたいと思っています。早急にやらせてもらいます。」と述べました。
田島市長は、4町の町長に説明したうえで、環境省と新たな手法を協議し、「より早く・より安価で、より安全な施設を示していきたい」としました。