大地震・アユの不漁対策へ 約48億円の補正予算案を提出へ
2025年6月5日(木) 18:37

6月県議会に提出されるのは約48億3000万円の補正予算案で、うち約2億600万円が3月の今年度の当初予算成立後、情勢の変化により緊急対応が必要となったものです。
このうち、約4600万円が計上された「地震被害想定調査事業」については、国が3月に南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を発表したことなどを受け、近年の地震の教訓や最新の知見を反映し、県内で起こりうる地震の被害想定を見直します。

国の南海トラフの被害想定では、滋賀県では最悪の場合約400人が死亡するとされています。
また、不漁が続いているびわ湖のアユの問題に対しては、親アユを8トン追加放流するため約1700万円が計上されました。

アユの不漁問題については6月3日に県漁連などが知事に追加放流などの緊急要望を行っていました。これらの補正予算案は、6月12日(木)の6月県議会初日に提出されます。