今年の出来栄え◎!政所茶 新茶まつり
2025年7月4日(金) 19:13

政所茶は、約600年前の室町時代から東近江市の奥永源寺地域で栽培されてきたとされる在来品種の茶です。6月29日に道の駅「奥永源寺渓流の里」で開かれた新茶まつりには、7軒の生産農家のほか、茶畑を借りて栽培から収穫までを行っている県立大学の学生サークルと八日市南高校のブースが出展されました。

政所茶は、生産農家がそれぞれに加工するため味が違うのが特徴です。新茶まつりでは、100円で5種類の茶が試飲できるコーナもあり、訪れた人たちが「玉露」や「煎茶」「番茶」など、それぞれの農家や学生たちが作った茶の味を吟味しながら、気に入った茶葉を買い求めていました。

政所茶生産振興会によりますと今年は例年にも増して、量も質も良い出来栄えになったという事です。
政所茶生産振興会・左近晋作会長は「政所茶の生産者も減っていますが移住者もたくさん来ていただきましたので政所茶の生産続けていきたい」と話していました。