広島原爆投下80年 三井寺で慰霊と平和を願う法要
2025年8月6日(水) 18:58

慰霊法要は、広島原爆の日に毎年、三井寺で営まれています。
法要を前に境内では、参拝者らが広島に原子爆弾が投下された午前8時15分にあわせて黙とうを捧げ、犠牲者の冥福を祈りました。
その後、「世界平和」や「核廃絶」などの願いが書かれた短冊と共に1200個の風船が空に放たれました。

観音堂内で営まれた法要では、僧侶の読経が響く中、人々は静かに手を合わせて平和への思いを新たにしていました。

訪れた人は―
大学生「広島という一つの場所を思いながら手を合わせているのは一緒だと思う、距離がどれだけ離れていても、みんな心は一つかなと思う」
孫と一緒に来た女性「たくさんの人が亡くなったその歴史を背負って今の日本があるということをすごく知ってほしい。平和は守り続けていくものだと伝えていきたいと思う」
高校生「真剣に考えられた。他人事と思わず、自分事として考えてないといけないと思っている」
それぞれに感じた言葉を話していました。