特殊詐欺を未然に防いだ銀行員に感謝状
2025年9月26日(金) 18:49

守山警察署の永田茂署長から感謝状が贈られたのは、滋賀銀行守山支店の行員、澤友美さんと樋口久美子さんです。2人は、今年6月に来店した70代の女性から「電話料金が未納になっているなどと言われたため、約30万円を振り込みたい」と依頼を受けました。
その際、振込先の口座名義が個人名だったことなどから詐欺を疑い、警察に通報するとともに、駆け付けた警察官と一緒に、女性を説得するなどして被害を未然に防ぎました。

警察によりますと、滋賀県内での特殊詐欺は、今年1月から8月末までに去年の同じ時期より171件多い、254件の被害が発生しており、今回のような架空料金の請求や、オレオレ詐欺が多いということです。

なお、発生したオレオレ詐欺102件のうち、101件は「ニセの警察官」が関わる被害となっていて、警察では、特に注意を呼び掛けています。