上野衆議院議員の元公設秘書 公選法違反で罰金30万円の略式命令
2025年9月29日(月) 20:14

今年7月に行われた参議院選挙で、公民権の停止期間中であるにもかかわらず、選挙運動を行ったとして、滋賀2区の自民党・上野賢一郎衆議院議員の元公設秘書が、長浜区検に略式起訴されました。
長浜簡易裁判所は、26日に罰金30万円の略式命令を出しました。
起訴状などによりますと、60歳の元公設秘書の男は、今年2月に公職選挙法違反の罪で罰金刑が確定し、5年間の選挙権や被選挙権が停止されているにもかかわらず、7月20日に投開票が行われた参議院議員選挙で、自民党候補として出馬し当選した宮本和宏氏の街頭演説への参加依頼や、個人演説会でのビラ配布などの、選挙運動を行ったということです。
上野議員は、びわ湖放送の取材に対し「有権者の皆様に申し訳なく思います」と話しています。上野議員によりますと、元公設秘書は8月29日付で退職したということです。