ゲスト審査員にYOSHIKIさん 新たな着物の魅力 長浜から全国に発信
2025年10月14日(火) 18:48

会場となった豊公園には、着物席も設けられ、華やかな雰囲気の中、「長浜kimono AWARDS」が行われました。
今回、ゲスト審査員として招かれたのは、ミュージシャンで自身の着物ブランドも持つアーティストのYOSHIKIさんです。

今年の着物アワードには、滋賀県をはじめ、京都府や愛知県などの大学・短大・専門学校から26チームが参加し、アート部門と浜ちりめん部門との2部門に分かれて、オリジナリティーやデザイン性が競われました。

学生たちは、レッドカーペットが敷かれたランウェイを堂々と歩き、審査員や観客に、個性ある着物をアピールしていました。

なお審査の結果、総合的な最優秀グランプリには、「熱帯美~熱帯に生息する美しいものを身に纏う。」をテーマにした、大津市にある成安造形大学のチーム「月鼓」が輝き、トロフィーや賞金10万円、YOSHIKIさんのブランドの着物などが贈られました。

YOSHIKIさんは「このように若い世代の人たちが素晴らしい・革新的なデザインで、これからも伝統を守っていけたら。そういう気持ちになれた。僕もショーに参加できて本当に感謝しています」と話していました。
地元の若手事業者らでつくる運営委員会では、「新たな着物を長浜から全国に発信するため、来年以降も続けられるよう頑張りたい」と話しています。