冬の高速道路の安全を確保 彦根市で雪氷対策作業の出動式
2025年12月11日(木) 18:42
中日本高速道路では、11月15日から来年3月31日までを雪氷対策作業期間と定め、安全な交通を確保するために、除雪作業や凍結防止剤の散布作業などを行っています。

11日、名神高速道路の彦根インターチェンジでは、中日本高速道路の職員や滋賀県警高速隊の隊員ら約260人が出席する出動式が行われました。式の前には、作業の安全祈願としてお祓いや玉ぐしの奉納などが行われ、高速道路の利用者と作業関係者の安全を祈りました。

その後の式では、除雪車に乗り込んだ作業員らによって車両の動作が点検され、号令を合図にパトロールカーを先頭に高速道路へと出発していきました。
中日本高速道路彦根保全サービスセンターでは期間中、管轄する名神高速道路と北陸自動車道の区間で、最大428人を動員して除雪作業などを行える体制を整えているということです。
中日本高速道路彦根保全サービスセンター・宇都宮尚史所長は「冬の高速道路では突然雪が降ってくることがあるので冬用タイヤなどを装着して早めの準備をしていただければと思う。」「出発前にあらかじめ天気予報や交通情報などを確認してもらって、場合によっては外出を控えていただくといったご協力をお願いしたいと思う」安全への備えを呼び掛けていました。