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2025年12月16日(火)のニュース
2025年12月16日(火) 18:48

新年の気配すぐそこに 大津市の日吉大社で縁起物の準備始まる

今年も残すところ、あと15日。大津市の神社では、参拝者に授与する縁起物の準備が進められています。大津市の日吉大社では、年末年始に約10万人の参拝客を見込んでいます。境内にある参集殿では16日から迎春に向け、参拝者に授与する縁起物の準備が始まりました。

準備されるのは、来年の干支・午があしらわれた魔を破り幸運を射止める破魔矢、商売繁盛・家内安全を引き寄せる熊手、それに、福をすくい取り・集めるとされる福箕です。中でも破魔矢は、1000本以上用意され、16日の作業で巫女の手によって10本ずつの束にまとめられていきました。
日吉大社では、年始の混雑を避けられるよう、縁起物の授与は一足早く12月26日から開始する予定です。
2025年12月16日(火) 18:41

地方観光の活性化も確認 滋賀県で初開催「日韓観光振興協議会」

大津市では15日、日本と韓国の行政や旅行関係者らが集まり、観光分野での協力を進める日韓観光振興協議会が滋賀県で初めて行われました。
日韓観光振興協議会は毎年、日本と韓国で交互に開催されていて、39回目となった今回は滋賀県で初めて開かれ約80人が参加しました。

協議会を主催する観光庁によりますと、滋賀県が今回の開催地となった背景には、彦根城など豊富な観光資源があり、韓国人旅行客に人気の京都や大阪からのアクセスも良く、観光振興への期待が高まっていることがあるということです。

15日の協議会では、持続的な日韓観光交流の拡大や、地方観光の活性化などを実現するための協力が確認され、日本からの記念品として愛荘町の「びんてまり」が韓国に贈られました。
この後、滋賀県の三日月知事や大津市の佐藤市長らも参加して交流会が行われ、日韓国交正常化60周年を締めくくるセレモニーも行われました。

さらに先日、曳山行事がユネスコ無形文化遺産へ追加登録されることが決まった大津祭のお囃子も披露され、観光地としての滋賀の魅力がPRされました。

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