湖のマリーナでアジア初の快挙 ブルーフラッグ認証取得
2025年5月21日(水) 18:27

「ブルーフラッグ」認証は、1985年にフランスで誕生した制度で、国際環境教育基金が定めた環境保全や安全対策・環境教育などに関する基準を満たしたビーチやマリーナ・観光ボートに与えられます。

4月10日、新たに認証を受けたのは守山市にあるマリンアクティビティ施設「ヤンマーサンセットマリーナ」で、国内では3番目、湖にあるマリーナとしてはアジア初となります。

マリーナが認証を受けるためには、6分野37項目を満たす必要がありますが、「ヤンマーサンセットマリーナ」ではびわ湖の環境を守るためのイベントを定期的に行っていることや、びわ湖の水草をコンポスターを使って肥料にする「資源循環」の取り組みなどが評価されました。

ヤンマーサンセットマリーナの中村好美さんは「認証取得の報告をうけて感慨深くうれしく思っている。ゴミが置きっぱなしになっていたり、サビが出るようなものを置いたままだったのを、見て見ぬふりではなく、しっかりリーダーを決めてやった。守山市から全国に発信できるような形がとれれば」と話していました。
認証は毎年更新する必要があり、「ヤンマーサンセットマリーナ」は、今後も認証を継続できるようすすめていきたいとしています。