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四万十川水難事故を受け安全講習会 教職員らがライフジャケット着用方法など学ぶ

2025年5月21日(水) 19:27
2007年7月に高知県・四万十川で児童2人が死亡した水難事故を受け、甲賀市は市内の小中学校の教諭らを一堂に集めてライフジャケットの正しい着用方法などを学ぶ講習会を開きました。
2007年7月31日、高知県・四万十川で、甲賀市教育委員会が主催した野外体験講座で、信楽小学校の6年生と5年生の女子児童2人が死亡する事故が起きました。

事故調査報告書では、不十分な引率体制や監視体制の不備などが指摘され、市職員は深い反省と自覚をすべきと明記されました。
市は7月31日を「青少年活動安全誓いの日」と定め、事故を忘れず再発防止を誓っています。

市教委は20日、小中学校の体育主任らを一堂に集めた安全指導者講習会を実施。
甲賀B&G海洋センター職員の指導のもと25人が参加しました。ライフジャケットの正しい着用方法をはじめ、着用した状態で手足をゆっくりと動かして進む泳ぎ方や、救助姿勢などを実践しました。

また、落水の怖さを体験するためにプールサイドに手をつないで並び、引っ張られて背後から落ちる体験のほか、ペットボトルに少量の水を入れ、要救助者の近くに投げたり棒やゴミ袋など身近な物を使ったりした救助練習にも取り組みました。
当時の水難事故で亡くなった児童の幼馴染で、去年に引き続いて参加した教諭は―「(前回の講習後)学校で5、6年生を対象にライフジャケットを着た講習と着衣泳を実際にやった。子どもたちも、どういう感じなのか心配そうだったが、実際に学んで『この夏ライフジャケット買ってもらおうかな』と話している子どもがいたり、みんな楽しみながら『こうやったらうまく浮けるで』などと教え合う様子がみられて良かった」と話していました。
市は今年4月から、市民がライフジャケットを購入する際、購入金額の2分の1、上限4000円を補助する制度を新設しました。

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