被爆ピアノが伝える平和への思い
2025年5月22日(木) 19:13

この「被爆ピアノコンサート」は、平和への思いを次の世代につないでいこうと、新日本婦人の会滋賀本部などが開いたものです。「被爆ピアノ」とは、原爆が投下された広島で被爆しながらも奇跡的に残ったピアノの事で、広島市在住で被爆2世でもあるピアノ調律師・矢川光則さんが修理・調律して全国や世界を回って各地の平和コンサートに貸し出しています。

この日のコンサートでは、大津市に住むピアニスト山田葉子さんが、「被爆ピアノ」を使って演奏。訪れた人たちが、その音色に耳を傾けました。
イベントではまた、幼い頃長崎で被爆し、核兵器の廃絶などを訴えている草津市在住の大村信代さんの講演も行われました。
さらに、近江兄弟社高校・演劇部の生徒たちは、平和をテーマとした作品を講演。

伊吹高校・書道部の生徒たちは、文字で平和を表現する圧巻のパフォーマンスを披露するなど、世代を超えたイベントとなりました。