プール授業中 児童62人が尻にやけど
2025年7月9日(水) 22:12

守山市教育委員会は9日、市内の小学校で、プールの授業中に、児童62人が尻に軽度のやけどを負ったと発表しました。
プールサイドで、座って待っていたことが原因とみられます。
事故があったのは、守山市内の小学校で、9日午前に行われた6年生のプールの授業後、5人の男子児童が尻に赤みがあると、保健室を訪れました。
その後、授業を受けた129人のうち、62人の児童の尻に赤みがあることがわかり、学校は保冷剤で冷やし、症状があった62人全員をタクシーで運び、済生会守山市民病院で受診させたということです。
62人全員が、Ⅰ度以内の軽度のやけどと診断されました。
痛みを訴えていた児童はいないということですが、経過観察中です。
守山市教育委員会によりますと、プール前に学校が測った気温は約35.9℃で、プールサイドに5分程度座って、全員が集まるのを待っていたことが原因とみられるということです。
プールサイドには、厚さ7~8ミリのマットが敷かれ、水も撒いていたということですが、教育委員会では、水を撒く回数を増やすなど、温度対策を徹底し、再発防止策を講じるとしています。