伝統を体験 園児がアオバナ染めに挑戦
2025年8月29日(金) 18:26

アオバナは、青い花びらが特徴で江戸時代から草津市の山田地区周辺で栽培され、市の花にも選ばれています。アオバナ染めが行われたのは、草津市の山田こども園で、5歳児と4歳児の合わせて36人が参加しました。

園児らが挑戦するのは、京友禅の下書き用の絵の具として使われる和紙「アオバナ紙」づくりです。

山田子ども園では、アオバナの伝統産業を伝えていこうと、38年前からアオバナを園の庭で育てるなどの活動を続けてきました。園児らは地元のお年寄りの指導を受けながら、ガーゼでアオバナの花びらを包み、力を込めて濃い青色の液を絞り出します。そして、はけを使い和紙へ丁寧に塗っていきました。
園児が作ったアオバナ紙は 毎年、卒園式の時に使う花飾りなどにしているということです。