学校を変革 教育DXの取り組みを報告
2025年8月29日(金) 19:02

22日に開かれた報告会では、県内6つの町の教育関係者や情報関連部署の職員などおよそ90人が参加し、多賀町の多賀中学校の取り組み事例などが報告されました。
多賀中学校では、科学や工学、数学などを融合した教科横断型の次世代教育「STEAM教育」の一環として、ロボットプログラミング学習が1年生と2年生で行われています。

会場では、学習を通じてさらにプログラミングに興味を持った生徒が外部の講師から特別授業を受け、去年、大阪で行われたロボットプログラミングの大会に出場したことが報告されました。

出場した生徒は「どのようにロボットを動かしたいかイメージしてプログラムを組むが、最初はうまくいかないことが多い。でもその後調整したり、プログラムを書き換えたりして、うまくいった時におもしろさを感じる。」と話していました。
報告した多賀町の青木靖夫教育専門員は、ロボットプログラミング大会への参加をふまえ、「子どもはきっかけがあれば能力は開花する。そのチャンスや場を与えることが大事」と出席者に訴えました。