新たな特産品に シャインマスカット初めての一般販売
2025年9月1日(月) 19:11

太陽の光に煌めく緑色の果実。多賀町にあるJA東びわこの「ブドウ栽培トレーニング施設」では、シャインマスカットが、収穫の時期を迎えています。

このシャインマスカットは、JA東びわこが彦根市の特産品「彦根梨」に続く新たな特産品を生み出そうと、2022年から試験的に栽培しているもので、今年初めて、一般に向けて販売されています。

1日は、約480房が収穫され、包装作業も行われました。
こうした果物の栽培は、初期費用が多くかかることや、収穫できるまでの期間が長いことなどから、農家が栽培を始める障壁となっています。JA東びわこでは、果樹栽培のノウハウを農家に学んでもらい、栽培を始めるきっかけにしてもらおうとトレーニング施設を運営していて、将来的には、地域の特産品として広く流通させることを目指しています。
収穫されたシャインマスカットは、9月2日、5日、9日、12日、13日の午前9時45分から11時まで、彦根市安食中町の「彦根梨臨時販売所」で、販売される予定です。