まつりを前に 八幡堀を清掃しておもてなし
2025年9月2日(火) 18:47

清掃活動には、観光ボランティアガイドや地元企業の若手社員ら約100人が参加しました。
参加者は、鎌などを手にして堀沿いの石畳や階段などの雑草を手作業で丁寧に刈り取ったり、船を使って繁殖した藻を取り除いたりしました。

八幡堀は、豊臣秀吉の甥・秀次が八幡山城を築いた際に作られ、びわ湖とつないで物資や人、情報を集める役割を果たしていました。

現在は観光名所として知られ、この日の清掃は9月20日からの「八幡堀まつり」を前に、観光客へのおもてなしの一環として近江八幡観光物産協会が呼びかけました。
近江八幡観光物産協会の小川会長は「暑かったのでびわ湖の水位も下がると堀の水位も下がって、良い状態でない。藻をあげたり、周辺の草を刈り取ってもらって非常に美しくなった。日本の原風景とおっしゃる方がたくさんおられる。イベントも行うので、ぜひ足を運んでもらいたい」と話していました。