冬本番を前に高島市で除雪作業出動式 雪道の安全確保へ
2025年11月17日(月) 18:22
出動式には、滋賀国道事務所や高島警察署、彦根地方気象台などから関係者が出席しました。


高島警察署の本田利弘署長は「一致協力して交通の安全と円滑を図りたい」と力を込めました。作業員たちは、除雪作業や凍結防止作業を行う車両に乗ってサイレンを鳴らし、ライトを点灯するなどして正常に機能することを確認していました。
また、大雪で立ち往生した乗用車やトラックを移動させる訓練もあり、車輪のついたジャッキで車を持ち上げて移動させたり、除雪車でトラックをけん引したりして手順を確認していました。

彦根地方気象台によりますと、12月中旬後半から1月にかけてまとまった降雪の可能性があるとし、近年の気候変動の影響で、短時間に強い降雪になることが考えられるとしています。

滋賀国道事務所・斎藤哲也副所長は「我々もこれからが本番ということで、みんな気が引き締まる思い。早めにスタッドレスタイヤを装着して、さらにチェーンも携行してもらえると、より安全に通行できると思うので、なにとぞよろしくお願いします」と話していました。