下新川神社で「鮓切り神事」
2025年5月5日(月) 19:35

「鮓切り神事」は、下新川神社に祀られる豊城入彦命に、村人たちが鮒ずしを献上したことから始まったとされ、「鮓切り役」と呼ばれる裃姿の若者2人が鮒ずしを切り分けます。
今年は、17歳と26歳の2人が、この役をつとめ、古くからの習わしに従って、動きをそろえながら、無言で、鮒ずしに一切ふれることなく、切り分けていきました。

介添えを行うのは、6年前に「鮓切り役」を担った先輩で、1カ月前からの練習の手ほどきも行っています。
また「鮓切り役」に、やじを飛ばすのも、この神事のだいご味で、この日も、「あわせろよ」「ゆっくりな」などと声がかけられていました。