悲劇を繰り返さない 大津園児死傷事故から6年
2025年5月8日(木) 18:21


2019年5月8日、大津市大萱の交差点で乗用車同士が衝突し、はずみで1台が歩道上で信号待ちをしていた散歩中の保育園児らの列に突っ込みました。
この事故で、園児2人が死亡。園児と保育士合わせて14人が重軽傷を負いました。
事故現場では手を合わせる人の姿も見られました。
痛ましい事故を繰り返さないために、8日は大津市内の通学路などで交通安全の指導や見守りが行われました。

このうち、平野幼稚園の前では、7人の警察官が可搬式のオービスによる速度違反の取り締まりを行うとともに、通学する児童らに交通安全を呼び掛けていました。

大津警察署の亀田貴交通第一課長は、「園外活動をされる保育士への指導やお散歩コースを一緒に歩いて危険個所を指導している。基本的な交通ルールを守ること、運転に集中することを徹底することが重要」と話していました。