信楽高原鉄道列車事故 法要を前に慰霊碑など清掃
2025年5月9日(金) 18:32

今年の法要を前に9日、甲賀市の新入職員らが慰霊碑やその周辺の清掃作業を行いました。

事故は、34年前の1991年5月14日に発生。甲賀市信楽町で信楽高原鉄道の列車と、当時、世界陶芸祭のために乗り入れていたJR西日本の列車が衝突し、600人以上が負傷。42人もの尊い命が犠牲となりました。
9日の清掃作業には、甲賀市の新入職員46人と県の職員、信楽高原鉄道とJR西日本の社員ら、あわせて75人が参加しました。

毎年5月14日の追悼法要を前に行われるこの活動は、信楽高原鉄道の施設を保有する甲賀市として、当時を知らない若い職員らにこの悲劇を伝えていかなければいけないという思いがあります。
新入職員らは、約1時間半をかけて慰霊碑やその周辺の草刈りなどを行いました。
信楽高原鉄道列車事故の犠牲者追悼法要は、5月14日に営まれます。