列車事故を想定した訓練 救助と各機関の連携向上図る
2025年5月9日(金) 18:48

訓練は、JR琵琶湖線の野洲駅から篠原駅間の上り線を走行していた列車が踏切に侵入してきた自動車と衝突し、先頭車両が脱線したという想定で行われました。事故発生後、運転士や車掌が、近畿総合指令所や消防・警察に通報し、発煙筒を焚くなど、後続や下り線の車両との事故を防ぐ対応をとりました。
また、乗り合わせたJRの社員が負傷した乗客の人数を確認し、その後、駆け付けた救急が負傷者の搬出を行いました。

現地対策本部も設けられ、JR西日本や消防、警察が互いに情報を共有しながら乗客の救助に当たっていました。