研究を通して地域活性化へ 近江鉄道と滋賀大が連携協定
2025年5月23日(金) 19:33

今回の協定は滋賀大学の経済学部の学生が県内の鉄道路線や観光についての調査・研究を近江鉄道に相談したことがきっかけで実現したということです。
県庁で行われた締結式には近江鉄道の藤井高明社長と滋賀大学の竹村彰通学長が出席し、協定書にサインしました。
滋賀大学のデータサイエンス学部では、これまでに、全国の企業と、膨大なデータを解析する研究を300件以上行っています。
近江鉄道は、交通系ICカードなどで集めた膨大なデータの解析をデータサイエンス学部の専門的な知見を得て、利用者の増加や沿線の観光資源を生かしたコンテンツの開発につなげたい考えです。
協定の期間は3年で、今年度は、大学側による鉄道・バスの利用者の調査などを中心に行われるということです。