滋賀県内で初めて「クビアカツヤカミキリ」を確認
2025年7月18日(金) 18:08


クビアカツヤカミキリは、カミキリムシの仲間で、成虫は2センチから4センチほどの大きさとなり、国の特定外来生物に指定されています。ウメやモモ、桜などのバラ科の樹木に卵を産み幼虫が樹木の内部を食い荒らすことから、全国でも農産物などに大きな被害が出ています。
国内では平成24年に愛知県で初めて確認され、これまでに15都府県で見つかっていますが、県によりますと7月14日に、職員が巡回中に長浜市のウメ園で一匹の成虫を見つけ、その後の調査でさらに複数の成虫を確認したということです。

クビアカツヤカミキリは繁殖力が強いため、県では成虫や幼虫がいる形跡を見つけた際は、殺虫剤などを使って速やかに駆除するよう呼び掛けています。