小学校に「スマイル水族館」オープン
2025年10月30日(木) 18:43
南郷小学校の昇降口に設置された「水族館」には、びわ湖の固有種であるビワコオオナマズのほか、カワムツやヤリタナゴ、ドンコなどが展示されています。

この水族館は、校内のボランティアグループ「南郷スマイルボランティア」の児童が中心となって取り組み、絵を添えた解説文も児童が手作りしました。

この日はオープン記念式典も開かれ、子ども館長の任命式などのほか児童から募った水族館やビワコオオナマズの愛称の発表があり、それぞれ「南郷スマイル水族館」と「ナマっち」に決まりました。学校では、中庭にあるびわ湖の形をした池も、川の砂を入れ水草を植えるなど整備して、水族館と合わせて「学びの場」にするということです。
児童からは「仲間とみんなで作ってきた。まず無事にオープンを迎えられてうれしい」「ここを通るたびに『ナマっち』と呼びかけてもらいたい。みんなに愛されるように20年、30年先も水族館があったらうれしい」と話していました。
今後は持続可能な水族館を目指し、魚のエサとなるミミズの飼育なども予定しているということです。