大津祭の曳山行事 ユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニーに市長ら100人がお祝い
2025年12月12日(金) 18:36
13基の曳山が大津市内を巡行する「大津祭」は、大津市にある天孫神社の祭礼として、江戸時代初期に始まったとされ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

2016年、ユネスコ無形文化遺産には、日本の「山・鉾・屋台行事」33件が登録されるも、大津祭は含まれませんでした。
あれから9年―。
悲願であった「大津祭の曳山行事」の追加登録が正式に決定しました。

登録決定を受けて、大津祭曳山展示館では記念セレモニーが行われ、大津祭の関係者をはじめ大津市の佐藤市長ら約100人が集まりました。セレモニーでは、滋賀県書道協会の神田浩山理事長の書による看板の除幕式や鏡開きなどが行われ、お祝いムードに包まれました。

ユネスコ無形文化遺産、日本の「山・鉾・屋台行事」への登録は、滋賀県内では長浜曳山祭に続いて、2件目となります。