近江鉄道の今年度決算 上下分離方式の導入後は2年連続黒字の見込み
2026年3月17日(火) 18:47
近江鉄道は、2024年4月から上下分離方式を導入しました。これは近江鉄道が列車の運行やサービスの提供を。線路や駅など鉄道設備の保有や維持管理を県や沿線10の市町で構成する「近江鉄道線管理機構」が行うものです。

その結果、昨年度は鉄道事業が31年ぶりに黒字化されました。
16日は、三日月知事や沿線市町の市長・町長などが出席した会議が東近江市内で開かれ、今年度の決算が6800万円の黒字見込みであることが報告されました。

黒字となった昨年度に比べても、さらに1500万円余り増加する見込みです。旅客収入が、昨年度より6000万円増えたということです。
近江鉄道の藤井高明社長は「今回生じている黒字部分は氷山の一角であって、氷山の下には維持管理費を県・沿線市町のみなさんに持っていただいていることで収益が改善しているということになる。さらに頑張って集客に努めて参りたい」と前向きな姿勢を示しました。

近江鉄道は、3月から交通系ICカード「ICOCA」を導入していますが、今後はそこから得られたデータを去年から連携協定を結んでいる滋賀大学データサイエンス学部などの協力を得て、集客やイベントなどに生かしていきたいとしています。