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湖東記念病院事件 国賠訴訟 高裁で結審

2026年3月17日(火) 19:02
殺人の罪で12年間服役した後、再審無罪となった湖東記念病院の元看護助手が、国に対する請求が棄却されたことを不服とし、国のみを相手取って行っていた裁判が17日結審しました。
元看護助手の西山美香さん46歳は、2003年に東近江市の湖東記念病院で入院患者を殺害したとして、殺人の罪で懲役12年の実刑判決を受け服役。その後2020年にやり直しの裁判=再審で無罪が確定しました。
西山さんは、県警や検察の違法行為により、殺人犯の汚名を着せられたとして、国と県に損害賠償を求める訴えを起こしていましたが、去年7月大津地裁は、警察官による違法な取り調べがあったとして、県に対し約3100万円の賠償を命じる判決を下しました。一方、検察には調書に虚偽があったことは判断できなかったため違法性はないとし、国への請求は棄却していました。

大津地裁の判決を受けて、西山さんの弁護団は国のみを相手取って控訴。
17日は大阪高裁で第2回の控訴審が行われました。

裁判で西山さんの弁護団は、検察官は西山さんが取調官に誘導されやすい供述弱者であると認識しながら、虚偽の供述調書を作成させるなどの捜査を行ったと評価されるべきであり、厳しく責任を問われるべきと主張しました。
一方、国側は「検察と警察が一体の捜査主体であるとの主張は、控訴人側の独自の見解に
過ぎない。」「今回のケースでは、検察が警察を指揮して捜査したことに該当しない」と主張しました。
裁判後に行われた会見で西山さんは「供述弱者と言われている人は、も言えずに冤罪に巻き込まれている人も中にはいるかもしれないので、そういう人が救われるような世の中になってもらいたい」と話しました。
裁判は17日に結審し、判決は6月25日に言い渡されます。

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