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2025年5月28日(水)のニュース
2025年5月28日(水) 18:52

炎に消えた名城の記憶 安土城にまつわる497点の企画展

戦国大名・織田信長の居城だった安土城。築城から450年、初めての発掘調査から85年の節目を記念した企画展が滋賀県県立安土城考古博物館で開かれています。
安土城は1576年に築城を開始し、3年後に完成。織田信長の居城として知られています。
今年は1940年に初めて発掘調査が行われてから85年となる節目を迎え、会場ではこれまでの調査で発掘された茶道具や瓦、安土城にまつわる文書など合わせて497点が展示されています。
瓦の中には、金箔がはがれずきれいに残った貴重なものや、

天主跡から見つかった瓦群の中で赤茶色になった瓦は、火災で焼けたものとされ、本能寺の変の後に安土城の天主が焼失したことを物語っています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       また、豊臣秀吉が城の敷地内にあった信長の菩提寺である摠見寺に対し、領地を寄付する文書なども展示されていて、これまで注目されることが少なかった安土城の廃城後の変遷も知ることができます。
春季特別展「安土城・2025―信長の夢のあと―」は6月15日まで開かれています。
2025年5月28日(水) 18:42

関西みらい銀行緑と水の基金が100本の苗木を贈呈

「関西みらい銀行緑と水の基金」が、滋賀県緑化推進会にオタフクナンテンの苗木を寄贈することになり、5月23日、贈呈式が行われました。
贈呈式では、「関西みらい銀行緑と水の基金」の櫻田満理事長が、県緑化推進会の名誉会長を務める目片信悟・県議会議長に目録とオタフクナンテンの苗木を手渡しました。

オタフクナンテンは主に葉を鑑賞する植物で、今回100本が寄贈されます。
苗木の贈呈は、1975年に当時の滋賀相互銀行が県緑化推進会へ行って以降51回目となり、これまでにヤマモミジやサツキなど合わせて5万7427本に上るということです。
県緑化推進会の目片名誉会長は「びわ湖の環境を守るためにも、しっかりと山を守るということで、様々な取り組みをして頂いていることに感謝したい。頂いた苗木もしっかりと育てて、これから緑を守ることにしっかりと取り組んでいきたい」と緑化活動に意欲を見せていました。
関西みらい銀行緑と水の基金の櫻田理事長は「続けてくることの大切さに加えて100年目に向けて新たな一歩ということで、節目の時かなと思う。親しみやすい木だと思うので、公園など皆さん県民の方が広く触れられるところで活用してもらえればと思う」と話していました。
贈られた苗木は、県内の学校や福祉施設などに配布されるということです。
2025年5月28日(水) 18:34

600年続く伝統守れ 高校生の手で政所茶の茶摘み

600年以上昔から東近江市の奥永源寺地域で栽培されてきたとされる政所茶。その政所茶について理解を深めてもらおうと市内の高校生が茶摘みを行いました。
茶摘みを行なったのは、八日市南高校の食品科の生徒24人です。
東近江市の奥永源寺地域にある政所町は、古くから政所茶を栽培してきた地域です。
政所茶は、約600年以上前の室町時代から栽培されてきたとされる在来品種のお茶で、独特の苦みと渋みが特徴です。

しかし近年は、生産地の過疎化や農家の高齢化に伴い、収穫量が減少しています。
八日市南高校では、地域の財産でもある政所茶を通して、食文化や歴史を学んでもらおうと、休耕した茶畑を借りて政所茶の栽培を行っています。28日に収穫されたのは玉露の新茶です。

玉露は新芽が成長する時期に日光を遮る被覆材をかけることで渋みの成分が抑えられ、甘味の成分が茶葉に残り、一般的な煎茶と比べると、甘味が強い特徴があります。手間がかかるため生産量が少なく高級品とされています。
収穫された玉露は市内の工場で加工され、先週収穫された煎茶と合わせて学校で販売されるということです。
参加した生徒は「6月下旬に煎茶と玉露の販売があるので、ぜひ来てください!」と呼び掛けていました。 
2025年5月28日(水) 18:20

書店減少に歯止めを!「まちの本屋さん」盛り上げプロジェクト・キックオフ

滋賀県庁では28日、まちの本屋の活性化を目指した取り組み「本のまちづくり推進プロジェクト」のキックオフ・セレモニーが行われました。
「本のまちづくり推進プロジェクト」は、地域に根差した書店、いわゆる「まちの本屋さん」に足を運んでもらおうと、滋賀県書店商業組合と滋賀県中小企業団体中央会が、県の補助金約900万円を活用して行うもので、28日のキックオフ・セレモニーでは、三日月知事や大津市在住で直木賞作家の今村翔吾さんらが参加しました。

県書店商業組合・平井浩 理事長が「滋賀県においても加速度的に書店が減少している。これがタイムリミットだと思うので根本的な書店支援をお願いしたい。」と話しました。

県内の現状を受け、今村さんは子ども達が本に出会う場所、人が集まる場所としての「まちの本屋さん」の意義を示したうえで次のように例えました。「今、『籠城戦』みたいな状況。籠城戦が長ければ長いほど反転攻勢のチャンスが生まれてくるのではないかと思う。」
この籠城戦を戦うために28日のキックオフでは、
「アニメなど、作品をPRする場に」や「本が届かない地域に本を届ける」など「まちの本屋さん」に付加価値をつけてはどうか、などの意見交換が行われました。
なお、今年度行われる「本のまちづくり推進プロジェクト」の取り組みでは、子ども向けのイベントの開催や「滋賀版・木曜日は本曜日」と銘打った情報発信などを行っていくということです。

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