2025年11月19日(水)のニュース
2025年11月19日(水) 19:18
滋賀県 三日月知事 日中関係について観光への影響など懸念 「私たちなりに関係悪化を乗り越える努力ができれば」
高市総理の国会答弁に中国が反発し、訪日自粛など関係冷え込みの長期化が懸念されている問題について、19日の定例会見で三日月知事は観光への影響などに懸念を示しました。
三日月知事は11月7日から10日にかけて、友好協定を結ぶ中国・湖南省などを訪れ、湖南省のトップにあたる中国共産党 瀋暁明 湖南省委員会書記との会談などに臨みました。
19日の定例会見では、訪中したばかりの三日月知事に日中関係悪化の影響について質問が飛びました。
三日月大造知事は、「現地で今、報道で言われているようなことを原因とする緊張を強いられる場面は全くなかった。」と説明した上で、インバウンドなど滋賀県内の観光業への影響については―
「観光業を中心に少なからず影響は出ると思う。この状況は良くない。できるだけ早く改善をすべきこと。今回訪中して、次こういうことをやろうと言って帰ってきたこともあるので、そのことにまつわる対話をすることで、関係悪化を乗り越えていくような努力を私たちなりにできたら」と述べました。
三日月知事は11月7日から10日にかけて、友好協定を結ぶ中国・湖南省などを訪れ、湖南省のトップにあたる中国共産党 瀋暁明 湖南省委員会書記との会談などに臨みました。
19日の定例会見では、訪中したばかりの三日月知事に日中関係悪化の影響について質問が飛びました。
三日月大造知事は、「現地で今、報道で言われているようなことを原因とする緊張を強いられる場面は全くなかった。」と説明した上で、インバウンドなど滋賀県内の観光業への影響については―
「観光業を中心に少なからず影響は出ると思う。この状況は良くない。できるだけ早く改善をすべきこと。今回訪中して、次こういうことをやろうと言って帰ってきたこともあるので、そのことにまつわる対話をすることで、関係悪化を乗り越えていくような努力を私たちなりにできたら」と述べました。
2025年11月19日(水) 19:10
若者の被害なくしたい 消費者トラブル啓発動画の審査会
滋賀県庁では19日、若者の消費者トラブルを啓発する動画コンテストの審査委員会が開かれました。
このコンテストは県の消費生活センターが主催するもので、19日の審査委員会には県や平和堂、生活協同組合コープしがなどから7人の審査委員が出席しました。
昨年度に続き第2回目の開催となった今回は34作品の応募があり、いずれも作品は15秒から60秒の動画内に「若者を狙った消費者トラブルに気を付けること」や、「消費者ホットライン188=いやや」を入れることなどが決まりとなっています。
県の消費生活センターによりますと、29歳以下の若者の相談件数は今年度上半期の暫定値で655件と、昨年度の同時期と比べて約1.3倍に増えているということです。
19日の審査委員会では入賞8作品が選ばれ、知事賞に選ばれた作品は啓発周知のためにSNSなどで発信されます。なお入賞者の表彰式は12月25日に行われます。
このコンテストは県の消費生活センターが主催するもので、19日の審査委員会には県や平和堂、生活協同組合コープしがなどから7人の審査委員が出席しました。
昨年度に続き第2回目の開催となった今回は34作品の応募があり、いずれも作品は15秒から60秒の動画内に「若者を狙った消費者トラブルに気を付けること」や、「消費者ホットライン188=いやや」を入れることなどが決まりとなっています。
県の消費生活センターによりますと、29歳以下の若者の相談件数は今年度上半期の暫定値で655件と、昨年度の同時期と比べて約1.3倍に増えているということです。
19日の審査委員会では入賞8作品が選ばれ、知事賞に選ばれた作品は啓発周知のためにSNSなどで発信されます。なお入賞者の表彰式は12月25日に行われます。
2025年11月19日(水) 19:00
滋賀県の鳥「カイツブリ」琵琶湖博物館で初の人口育雛に成功
滋賀県の鳥に指定されているカイツブリ。そのカイツブリを孵化から人工的に育てる人工育雛に琵琶湖博物館が成功しました。
かわいらしいカイツブリの3羽の雛たち。雛鳥の時期にしか見られない顔の縞模様が特徴です。
大人の鳥でも体長が20センチほどの小柄なカイツブリは、絶滅のおそれがある滋賀県レッドデータブックで希少種に指定されている県を代表する野鳥です。
草津市にある県立琵琶湖博物館では、開館以来カイツブリを展示していますが、これまでは親鳥の子育てが良好だったため人工育雛は行ってきませんでした。
しかし、今年は親鳥が卵を産まなかったことから、初めて人工的に育てることになりました。
今年8月に東京都の井の頭自然文化園から有精卵3個を譲り受け、8月10日から11日にかけて3羽が孵化。
その後バックヤードで2ヵ月間、雛を人工的に育ててきました。
その後、体の大きさが成鳥とほぼ同じ大きさとなったため、10月21日から展示水槽へ移動し一般に公開されています。
琵琶湖博物館によりますと、カイツブリは縄張り意識が強く成鳥になるとオスとメスのペア以外の同居が難しいことから、複数の個体が見られるのは幼鳥期だけということです。
カイツブリの雛たちの展示は水族展示室で来年2月末ごろまでの予定ですが、琵琶湖博物館では早めの来館を呼びかけています。
かわいらしいカイツブリの3羽の雛たち。雛鳥の時期にしか見られない顔の縞模様が特徴です。
大人の鳥でも体長が20センチほどの小柄なカイツブリは、絶滅のおそれがある滋賀県レッドデータブックで希少種に指定されている県を代表する野鳥です。
草津市にある県立琵琶湖博物館では、開館以来カイツブリを展示していますが、これまでは親鳥の子育てが良好だったため人工育雛は行ってきませんでした。
しかし、今年は親鳥が卵を産まなかったことから、初めて人工的に育てることになりました。
今年8月に東京都の井の頭自然文化園から有精卵3個を譲り受け、8月10日から11日にかけて3羽が孵化。
その後バックヤードで2ヵ月間、雛を人工的に育ててきました。
その後、体の大きさが成鳥とほぼ同じ大きさとなったため、10月21日から展示水槽へ移動し一般に公開されています。
琵琶湖博物館によりますと、カイツブリは縄張り意識が強く成鳥になるとオスとメスのペア以外の同居が難しいことから、複数の個体が見られるのは幼鳥期だけということです。
カイツブリの雛たちの展示は水族展示室で来年2月末ごろまでの予定ですが、琵琶湖博物館では早めの来館を呼びかけています。
2025年11月19日(水) 18:49
労働環境の改善へ ごみ収集車用の洗浄装置を導入
人材の確保や定着に頭を悩ませる企業は多いですが、働く環境の改善を通じて人材の確保をはかろうと、廃棄物処理を行う湖南市の企業が、事業所などから出るごみを集めるごみ収集車に専用の最新鋭の洗浄装置を導入し注目されています。
ごみ収集車専用の洗浄装置を導入したのは湖南市の廃棄物処理業のミタカグループです。
ミタカグループでは、作業員の働く環境の改善と業務の効率化をはかろうと、ごみ収集車専用の「パラレルウォッシャー」と、「シャワーホッパー」の2つの最新鋭の洗浄装置を導入しました。
これまでの方法では、作業員が洗浄中に汚れた水を被ったり、天井部分での洗浄で車両のステップに乗って洗ったりするなど衛生面や安全面などで多くの課題がありましたが、この洗浄装置の導入でこうした課題の軽減がはかれたということです。
洗浄装置は、日野町に拠点を置く物流システムメーカーのダイフクが開発したものです。
ごみ収集車の一般的な洗車は従業員が手作業で行っていますが、この洗浄装置は内部と外部が自動で洗浄でき、作業時間の短縮や節水にもつながるということです。
ミタカグループの三峰社長は「この業界はきついというイメージで人材不足が深刻ですが、作業員の身体的・精神的な負担が軽減されて働きやすい環境が作れたらと思います。また、こういったことが全国に広がることで、業界全体がクリーンなイメージがついて、多くの方が働きやすい環境づくりに貢献できればと思います。」と期待を込めて話していました。
ごみ収集車専用の洗浄装置を導入したのは湖南市の廃棄物処理業のミタカグループです。
ミタカグループでは、作業員の働く環境の改善と業務の効率化をはかろうと、ごみ収集車専用の「パラレルウォッシャー」と、「シャワーホッパー」の2つの最新鋭の洗浄装置を導入しました。
これまでの方法では、作業員が洗浄中に汚れた水を被ったり、天井部分での洗浄で車両のステップに乗って洗ったりするなど衛生面や安全面などで多くの課題がありましたが、この洗浄装置の導入でこうした課題の軽減がはかれたということです。
洗浄装置は、日野町に拠点を置く物流システムメーカーのダイフクが開発したものです。
ごみ収集車の一般的な洗車は従業員が手作業で行っていますが、この洗浄装置は内部と外部が自動で洗浄でき、作業時間の短縮や節水にもつながるということです。
ミタカグループの三峰社長は「この業界はきついというイメージで人材不足が深刻ですが、作業員の身体的・精神的な負担が軽減されて働きやすい環境が作れたらと思います。また、こういったことが全国に広がることで、業界全体がクリーンなイメージがついて、多くの方が働きやすい環境づくりに貢献できればと思います。」と期待を込めて話していました。