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2025年8月7日(木)のニュース
2025年8月7日(木) 19:56

真夏の三井寺はゾクゾク、今年も「妖怪ナイト」開催

毎日厳しい暑さが続いていますが、大津市の三井寺では、背筋も凍るイベントが9日から行われます。
怪しげな光に照らされた夜の三井寺。 

恒例の「妖怪ナイト」が9日から始まるのを前に、この日は寺に伝わる妖怪「鉄鼠」をはじめ、妖怪に扮したコスプレイヤーたちが境内に集合しました。

この妖怪ナイトは、三井寺と妖怪でまちおこしを行う京都市の会社・百妖箱との共催で行われ、今回で7回目となります。
去年は約1万5000人が訪れた人気のイベントで、今年は妖怪20体が境内に登場するということです。

百妖箱・河野隼也代表は「このイベントもありがたいことに地域の夏の風物詩として定着し、地元の子どもたちが家族と一緒に夏の思い出づくりに妖怪が一役かっているのが、非常にうれしい」と話していました。
三井寺の妖怪ナイトは、大人1500円・小中高生500円の入山料で、8月9日(土)から12日(火)までの4日間にわたり開催されます。なお今年は開始時間を前倒しして毎日午後6時から始まります。
2025年8月7日(木) 19:40

地域の手で復活した果実「彦根りんご」の収穫祭

かつて、徳川将軍家にも献上されていたと伝えられている「彦根りんご」の収穫祭が、このほど彦根市内の農園で開かれました。
直径4センチほどで小ぶりな見た目が特徴の「彦根りんご」。
8月3日、彦根市内の彦根りんご芹川農園では収穫祭が開かれ、多くの家族連れで賑わいました。
「彦根りんご」は、江戸時代に彦根で栽培されていた、和リンゴの一種です。

かつて、井伊家や徳川家にも献上されていたと伝えられている彦根りんごは、昭和30年ごろに一度、途絶えましたが、保存会の尽力もあり約20年前に復活しました。
毎年8月に収穫の時期を迎え、今では約8000個の実が獲れるということです。

実が鈴なりとなった木の下では、訪れた家族連れらが珍しい彦根りんごの味覚を楽しんでいました。
参加者は―「初めての体験ですごく良い体験ができた。家に帰って初めて食べるので楽しみ。」と満足そうに話していました。
彦根りんごを育てる会・池端清 副会長は「彦根りんごというものを、子どもたちに、後世に残したいというのが私たちの願い。これからも育てる会でずっと長く見守っていきたい。」と話していました。
2025年8月7日(木) 19:26

高島市 自衛隊の射撃訓練の再開認める

訓練中のミスで今年2月から滋賀県高島市の饗庭野演習場での射撃訓練を中止していた陸上自衛隊に対して7日、高島市の今城市長は、陸上自衛隊が求めていた射撃訓練再開を認めると伝えました。
この問題は、今年2月、高島市にある饗庭野演習場で、実弾射撃訓練中に発射した1発の砲弾の行方が分からなくなり、その後目標としていた区域から西へ約2キロ離れた演習場内で破片の一部が確認されたものです。

陸上自衛隊は、問題が発生した直後からすべての射撃訓練を中止していましたが、全火器の安全確認を実施するなどの再発防止策をまとめ市や住民らに対しても説明したとして、7月30日、高島市に対し射撃訓練の再開を了承するよう求めていました。
そして7日、高島市役所では、今城克啓市長が射撃訓練の再開について回答しました。

高島市・今城克啓 市長「今回、示された再発防止策等については、一定の評価ができる内容であること、さらには我が国を取り巻く安全保障環境が極めて厳しい状況にある中、訓練により援護を高めていただくことの重要性、必要性は十分理解できることから、本日付けをもって再開を容認することといたします。」と述べました。
陸上自衛隊中部方面総監・遠藤充陸将は「事故の再発防止策を徹底し、厳格な安全管理体制のもと、訓練を実施する。」と述べました。

射撃訓練の再開を認めた理由について、今城市長は「全隊員に対して、この地域は市民の暮らしと自衛隊が共にある、市民の暮らしがすぐ横にあるということの安全教育を徹底するということ。これをしっかり実行していただけるということが確認できたので、決めてとなった。」と述べました。
なお、正式な再開日については後日、陸上自衛隊から高島市に連絡されるということです
2025年8月7日(木) 19:18

県警本部長が直接謝罪 湖東記念病院事件・再審無罪の元看護助手の女性に

入院していた患者を殺害した罪で12年間服役し、その後のやり直しの裁判で無罪となった元看護助手の西山美香さんに対し、滋賀県警の本部長が7日、直接会い初めて謝罪しました。

元看護助手の西山美香さん45歳は、2003年に東近江市の湖東記念病院で入院患者を殺害したとして、殺人の罪で懲役12年の実刑判決を受け服役。
その後、2020年にやり直しの裁判で無罪が確定しました。

そして、西山さんが国と滋賀県に対し損害賠償を求めた民事裁判で、大津地裁は7月17日、県警の捜査の違法性を認め、県におよそ3100万円の賠償を命じる判決を下し、県は控訴を断念していました。
西山さんが2004年に逮捕されてから21年。県警のトップが西山さんに対し直接謝罪するのは初めてです。
謝罪の後、報道陣の取材に対し、池内本部長は・・・
「今回の判決を踏まえ、捜査の適正化・取り調べの適正化・証拠の扱い等について、より一層緻密で適正な捜査を進められるよう取り組んでまいりたい」と述べ、裁判で指摘された捜査の違法性については明言しませんでした。
池内本部長の謝罪を受け、西山さんは記者会見を開きました。
西山さんの弁護人の井戸弁護士は、県警が裁判で指摘された違法な捜査を認めようとしないことに対して「確保したことが過ちであると違法であると認めることしかスタートできない。そこをあいまいにしたままで適正にやるといっても結局一から再出発にならない」と述べました。
なお西山さんが国と県を相手に損害賠償を求めた民事裁判は、国に対しての請求が棄却されたため、西山さんが7月、国を相手に控訴しています。

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